こんにちは。
経営110番、社外の経営参謀
トップギヤコンサルティングの沼尻洋一です。
こちらのブログをお読みの方の中には、サービス業であったり製造業であったり、色々な業種の方がいらっしゃるでしょう。
そして、どのような業種であっても売上を上げるために宣伝をするなど、お客さんとなるべき相手にいかにして自社の製品、サービスを知ってもらうかを考えているかと思います。
その、お客さんと想定した顧客層が何を求めているのか市場のニーズをとらえて、ニーズに合った商品・サービスをどのように用意し、いかに自社商品・サービスを伝えるかを考えるのか、を考えることがマーケティング戦略となります。
マーケティング戦略を考える上での宣伝戦略として、トリプルメディアと言われるメディア戦略があります。それは、
・オウンドメディア
・ペイドメディア
・アーンドメディア
と言われる3つです。
どれも一長一短ありますが、今回はまずそれぞれの説明と、この中でもアーンドメディアを効果的に利用するメリットをご紹介してみます。
1、「オウンドメディア」owned mediaについて
まずオウンドメディアについてです。
このownは「自身の」といった意味がありますが、オウンドメディアとは自社から発信する宣伝が該当します。
例えば、
・自社のWebサイトやECサイト
・自社のブログ、メルマガ
・自社のSNS
・チラシ、カタログ
等々、自社で発信して宣伝するものを総じてオウンドメディアと言います。
まず、どの事業者もここから考えるところですね。
このオウンドメディアのメリットとしては、自社で用意するものですので仕掛けやすく、なおかつその効果も管理しやすいところが挙げられます。
しかしながら、これらはチラシやカタログなどとその延長上にあるものとなるので、デメリットとして効果が出るのに時間がかかるところが問題です。
このownは「自身の」といった意味がありますが、オウンドメディアとは自社から発信する宣伝が該当します。
例えば、
・自社のWebサイトやECサイト
・自社のブログ、メルマガ
・自社のSNS
・チラシ、カタログ
等々、自社で発信して宣伝するものを総じてオウンドメディアと言います。
まず、どの事業者もここから考えるところですね。
このオウンドメディアのメリットとしては、自社で用意するものですので仕掛けやすく、なおかつその効果も管理しやすいところが挙げられます。
しかしながら、これらはチラシやカタログなどとその延長上にあるものとなるので、デメリットとして効果が出るのに時間がかかるところが問題です。
2、「ペイドメディア」paid mediaについて
次にペイドメディアです。
Payつまり「支払う」というところで、ペイドメディアとは費用を支払って行う宣伝が該当します。
例えば、
・新聞、雑誌の広告
・テレビCM、ラジオCM
・GoogleなどWeb広告
等々、メディア等に対しこちらが費用を払って宣伝してもらうものが該当します。
このペイドメディアは、費用をかけて宣伝してもらうものなので、メリットとしてはやはり顧客の目に触れやすく、顧客まで自社のPRが届きやすいところが挙げられます。
また、新聞、雑誌の広告やテレビCM、ラジオCMなどはやはり公共のメディアですので、ここで宣伝しているということが、そのまま顧客の信用度を増す効果もあります。
しかしながら、費用をかけて宣伝するので、デメリットとしては当然のことながらその費用がかかる点があります。
また、広範囲に対し宣伝出来ますが、利用する媒体によってはターゲットを絞りにくい点もデメリットとなります。
Payつまり「支払う」というところで、ペイドメディアとは費用を支払って行う宣伝が該当します。
例えば、
・新聞、雑誌の広告
・テレビCM、ラジオCM
・GoogleなどWeb広告
等々、メディア等に対しこちらが費用を払って宣伝してもらうものが該当します。
このペイドメディアは、費用をかけて宣伝してもらうものなので、メリットとしてはやはり顧客の目に触れやすく、顧客まで自社のPRが届きやすいところが挙げられます。
また、新聞、雑誌の広告やテレビCM、ラジオCMなどはやはり公共のメディアですので、ここで宣伝しているということが、そのまま顧客の信用度を増す効果もあります。
しかしながら、費用をかけて宣伝するので、デメリットとしては当然のことながらその費用がかかる点があります。
また、広範囲に対し宣伝出来ますが、利用する媒体によってはターゲットを絞りにくい点もデメリットとなります。
3、「アーンドメディア」earned mediaについて
最後にアーンドメディアですが、earnは「獲得する」という意味があります。
このアーンドメディアは他の2つとは少々異なり、自社で何か具体的に活動するというより、他者に動いてもらって宣伝してもらうような戦略が該当します。
お客側に盛り上げてもらって、信頼や評判を獲得するような方法です。
例えば、SNSで多くのフォロワーを持つ人物に自分のページで商品を紹介してもらう、インフルエンサーを使った宣伝などが該当します。
メリットとしては、他人に宣伝してもらうので、自社としてはあまりコストがかからないところが大きいです。
また、オウンドメディアと異なり他人が宣伝するので、客観性があり見た人が信用しやすいところもメリットでしょう。
一見良さそうなアーンドメディア戦略ですが、デメリットもあります。
それは、あくまでも他人による宣伝なので、実際に何を言われてどのように評価されるかコントロールが効かない点があります。
また、宣伝効果がどの程度出るのか、あるいは出ているのか、効果が見えにくく、ときに炎上に巻き込まれることもあるかもしれません。
このアーンドメディアは他の2つとは少々異なり、自社で何か具体的に活動するというより、他者に動いてもらって宣伝してもらうような戦略が該当します。
お客側に盛り上げてもらって、信頼や評判を獲得するような方法です。
例えば、SNSで多くのフォロワーを持つ人物に自分のページで商品を紹介してもらう、インフルエンサーを使った宣伝などが該当します。
メリットとしては、他人に宣伝してもらうので、自社としてはあまりコストがかからないところが大きいです。
また、オウンドメディアと異なり他人が宣伝するので、客観性があり見た人が信用しやすいところもメリットでしょう。
一見良さそうなアーンドメディア戦略ですが、デメリットもあります。
それは、あくまでも他人による宣伝なので、実際に何を言われてどのように評価されるかコントロールが効かない点があります。
また、宣伝効果がどの程度出るのか、あるいは出ているのか、効果が見えにくく、ときに炎上に巻き込まれることもあるかもしれません。
4、アーンドメディアをおススメします
このようにメリットもあればデメリットも想定されるアーンドメディア戦略ですが、やはり資金力の無い中小企業や小規模事業者としては、コストがあまりかからない点で有効だと思います。
先日相談を受けた経営者さんが元モデルで、インスタグラムでフォロワーが数万人いる方でした。
そしてこの経営者さん、自社で製造した化粧品を販売するのにインフルエンサーとして、それぞれ何万人というフォロワーを持つモデル仲間と協力して、インスタグラム等SNSでその化粧品を取り上げてもらい、一気に大きな売上を上げることに成功していました。
お皿など食器を製造するメーカーでは、料理動画を配信する某有名料理ユーチューバーに協力してもらい、自分の動画でその食器を取り上げてもらうことで宣伝につなげていました。
いずれの例も、多くのインフルエンサーに配布する製品自体は用意しないといけませんが、広告費用としてかかる費用は、その認知される広さを考えるとそれほど大きなものではありません。
また自社のTwitterなどSNSなどのオウンドメディアからアーンドメディアへの展開というのも上手く仕掛けられれば効果的でしょう。
先日相談を受けた経営者さんが元モデルで、インスタグラムでフォロワーが数万人いる方でした。
そしてこの経営者さん、自社で製造した化粧品を販売するのにインフルエンサーとして、それぞれ何万人というフォロワーを持つモデル仲間と協力して、インスタグラム等SNSでその化粧品を取り上げてもらい、一気に大きな売上を上げることに成功していました。
お皿など食器を製造するメーカーでは、料理動画を配信する某有名料理ユーチューバーに協力してもらい、自分の動画でその食器を取り上げてもらうことで宣伝につなげていました。
いずれの例も、多くのインフルエンサーに配布する製品自体は用意しないといけませんが、広告費用としてかかる費用は、その認知される広さを考えるとそれほど大きなものではありません。
また自社のTwitterなどSNSなどのオウンドメディアからアーンドメディアへの展開というのも上手く仕掛けられれば効果的でしょう。
このように、アーンドメディアは、うまく使えればそれほど費用も掛からず大きな効果が期待出来ます。ぜひ何か自社の商品・サービスの広告宣伝として活用できるところは無いか、考えてみてください。
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