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もし、会社が大規模な災害に見舞われたらどうしますか?

もし、会社が大規模な災害に見舞われたらどうしますか?

今年も年末が近づいてきて、何かと慌ただしいですね。
そんな中、今月3日の早朝に山梨で大きめの地震がありました。
富士山は大丈夫か?なんて話もありましたが、富士山とは関係ない断層の地震だったようで、そこは大丈夫なようですね。良かったです。

しかしながら、もし富士山が噴火したらどうなるでしょうか。
自社には何が起きて、どんな影響があるでしょうか。
そして取引先にはどのような影響があり、その対策はどうするか。
こういった災害が起きた場合どうしたら良いのかを考える良い機会かもしれません。

もし、このような災害が発生した場合にどのような対応をするか、事前にまとめた物にBCPというものがあります。
BCPとは
「Business Continuity Plan」
の頭文字で、何か緊急事態が起きた時に、企業が事業を早期に復旧し継続できるように、その対策や方法などをまとめた計画です。

緊急事態というと何があるでしょうか?
洪水や地震などの自然災害やコロナのようなウイルスの流行、そして中小企業ではあまり想定しませんが情報漏洩事故やテロ攻撃なども緊急事態です

では、BCPを考える場合、どのように考えていけば良いのでしょうか。
これをしっかりやるなら、BCPを策定するプロジェクトチームを決めて、まず災害は何が起きるのかを想定し、そしてそれぞれの災害に対してどのように対応するのかを順番に考えます。
しかも、自社の売上や取引先との取引なども鑑みていろんな視点でがっちり考える必要があるし、PCなどが使用できなるなることも想定し、紙の資料として文書で作成して残しておかなければなりません。
結構ボリュームのある仕事になるので、これはBCPを企業と一緒に考える専門家もいます。
本格的にやるならば、その専門家の助けを借りるのが良いでしょう。

さて、このBCP策定ですが、実際にそこまでやれると良いですし、もしもの備えできちんとしたBCP計画策定をやっておくべきかなと思います。
しかしながら、上記の通りこれは本格的にやるならばかなり大変です。

ですので、大変なので簡易的に準備しておくだけでも良いと思います。
例えば、もし近所の川が氾濫して洪水が起きたらどうするか。
例えば、大きな地震に見舞われて、電気や水道などが止まってしまったらどうするか。
公共の交通機関などが動かなくなったら社員の通勤や、勤務中の災害ならば帰宅はどうするか。
例えば富士山が噴火したら火山灰がするまでにどのくらいの時間の余裕があり、降ってきたら何をどうするか。

そもそもが、まず自社が災害の影響を受けるとしたらどのような災害が想定されるのか。事前にハザードマップなどを見ておくのも大事です。
自社に何が起きて、そして取引先には何が起きて、どう対応するか。
これらを普段から考えておくことが大事だと思います。

全く考えていない状態で災害が発生するのと、少しでも考えをまとめておいてから被災するのとでは、対策に大きな差が生まれるでしょう。

大事なことは、普段から起こりうる災害を想定して、対策を考えておくことです。

参照動画:もしもの備えにBCPを考えよう

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