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事業復活支援金の募集が、もうすぐ(おそらく2月から)始まります

事業復活支援金の募集が、もうすぐ(おそらく2月から)始まります

2021年12月20日に令和3年度補正予算案が成立しました。

経済産業省では、この補正予算で2021年に引き続き2022年も引き続き色々な中小企業施策を用意しています。
どのような施策が用意されているのか、中小企業に影響しそうなものについては以前のブログでもご紹介しましたので、こちらをご覧ください

さて、この補正予算案の目玉は何と言っても、「事業復活支援金」ではないかと思います。話題になっていますのでご存じの事業者も多いと思います。
しかしながら、どのような計算でどれだけもらえるのか、がなかなかわかりづらい給付金となっているため、今回この「事業復活支援金」の概要と、給付金額の計算方法についてお伝えします。

1、誰がもらえるのか?(もらえる条件は?)

「新型コロナの影響で、2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月~2021年3月までの間の任意の同じ月の売上高と比較して50%以上または30%~50%減少した事業者(中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主)」となっています。
なお、この売上が落ちた比較元の月を設定したら、この月を基準月とします。

つまり、例えば2021年11月を基準月とした場合、2018年11月、2019年11月、2020年11月のいずれかの月と比較して、50%以上または30%~50%減少していれば、まずは要件を満たすというわけです。

持続化給付金は、ひと月の売上高が50%以上減少していないと対象となりませんでしたが、事業復活支援金は、減少の割合が50%未満であっても30%以上であれば、給付額は減ってしまいますが支給対象にはなります。


2、給付額はどれくらいもらえるの?

給付上限額
2021年11月~2022年3月の指定した基準月の売上減少額を基準に算出した金額を支給されます。
では、具体的にいくら給付されるのか。
給付額を算出する算出式は以下の通りとなります。

<算出式>
上図の給付上限額を超えない範囲で、「基準期間の売上高」と、「対象月の売上高」に5をかけた額との差額が給付されます。

【給付額 =(基準期間の売上高)-(対象月の売上高)×5 】
※基準期間
2018年11月~2019年3月、2019年11月~2020年3月、2020年11月~2021年3月のいずれかの期間のうち、売上高の比較に用いた月を含む期間。
※対象月
2021年11月~2022年3月のいずれかの月
(詳細は分かりませんが、どうやら基準月として用いた月の売上高ではなくても良いのかもしれません。その場合は、この5ヶ月の中から給付額が上限に達するような、売上高の低かった月を対象月として指定すると良いでしょう)

3、いつから募集開始で、いつもらえるの?

現在、事務局において準備が進んでいるものと思われます。
いつから申請が開始されるのかは、現時点ではまだ正式な発表はありませんが、おそらく2月になったら告知と受け付けがされるのではないかとのことです。

参照:事業者へのコロナ支援金の情報です。(長崎県・衆議院議員末次精一のブログ)より(下部リンクをご確認ください)

なお、この給付金の申請は電子申請となるようで、給付は申請から2週間以内に給付するとのことです。
しかしながら、申請数が増えれば事務局の対応が遅れて、結果として給付時期が遅れるということもあるかもしれません。

早いうちに事業復活支援金の交付を受けたい事業者は、「経済産業省」や「中小企業庁」のホームページをこまめにチェックして、申請受付が開始されたらすぐに募集されることをお勧めします。

参照:事業者へのコロナ支援金の情報です。(長崎県・衆議院議員末次精一のブログ)

参照動画:事業復活支援金について確認しましょう


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